パーソナル文化研究所・空琉館の情報誌的ウエブログです。


by konlon

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 電脳技術ライターをやっている大津丈滋だ。ある日、僕の友人Mがくれた電脳メガネは、幼年向けメガネの先行量産モデルであった。このモデルの実態を確かめるため、M君と金沢・大黒市へ取材に行った。取材の結果、実に貴重な情報を得ることができ、実りある収穫であった。
 以下の記事は、僕が入手した資料をもとにして書いた、幼年向け電脳メガネに関する記事である。拙文であるがどうぞご覧頂きたい。
(磯光雄原作『電脳コイル』より。以下の文はすべてフィクションです。)

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by konlon | 2008-05-24 23:19 | アニメーション
前回『電脳コイル』についての雑感記事をUPしましたが、『コイル』の魅力豊かな世界というものを私なりに伝えてみたいと思い、オリジナルキャラを使った、ドキュメンタリー形式の創作物を発表してみることにします。どうぞご覧ください。

 ○~プレゼントのルーツを追って~
 僕の名は大津丈滋(おおつ じょうじ)、電脳技術の分野に関する雑誌などでライターをやっている者だ。少し前のオフの時に、偶然入ってきたネタについて個人的に調査してみたので、この場を借りてお伝えしよう。ふとしたことから僕が手にした、一つの電脳メガネ。そこから始まった追跡の成果を、皆さんにご紹介したいと思う。しばしの間お付き合いいただいてほしい。

 事の始まりは数ヶ月前、友人のM君が僕のところにやって来た時からだ。彼は僕から幾ばくか借金していたのだが、とても返済できないような状況になっていたので、これで勘弁してほしいと小さな黒っぽい箱を僕の前に差し出した。箱の中身を見ると、内容は幼児用の電脳メガネセット一式であった。どういうことだと僕が尋ねると、
「お前のメガネにつないで映像を見てみろ」
とMが言う。そこで、箱から出したメガネをIRセンサで僕のメガネとつないでみると、メーカーロゴの後に、幼児用の設定画面ディスプレイが表示された。明るい画面に猫と少女の素敵なキャラクターがお出迎えしてくれる。毒のない、いかにも幼年向け、といった可愛らしいナビゲーションキャラクターだ。キャラクターにどこか見覚えがあるので、画面の隅々をよく見ると、作者表示にファンタジーマンガ作家の「工藤真弓」の名前が見える。あまりにも意外なアイテムであったので、一体これは、とM君に尋ねるとM君は、
「驚くと思ったぜジョージ、結構レアな工藤グッズだろ」
と答える。確かに工藤真弓のレアなキャラグッズだ。僕が工藤真弓のファンであることを知っていて、お宝アイテムを選んだのであろう。僕もこんなところに工藤キャラに出会えるとは夢にも思わなかった。

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by konlon | 2008-05-19 01:45 | アニメーション

TVアニメ『電脳コイル』

アニメTVシリーズ『電脳コイル』 
 電脳世界メモ

    ●kongdra(空・ドラ)

(『きなこ餅コミック』企画・5/16コイルの日『電脳コイル・愛』参加作品)
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 無気力になりがちな日常に程よい刺激を与えてくれるものを見たい、何か不思議な感じのする世界が見たい、と僕らが思ったとき、”それ”は驚くべきビジュアルイメージで僕の視覚に伝わってきた。磯光雄原作/監督のTVアニメーションシリーズ『電脳コイル』。メガネ型の小型コンピュータが普及し、子供もそれを身に着けて遊ぶようになった時代が舞台であった。そこには、日常とハイテクがあたりまえのように、自然に混ざり合った空間が、生活圏としての町中でごく普通に見られる世界が広がっていた。このような空間に棲息するかのように存在する「サッチー」や「電脳ペット」をはじめとする、CG時代の申し子のような”電脳”キャラクターたちの姿は、コンピュータが生活の中に浸透してきた現実世界を生きる僕たちの前に現前した新時代の妖怪であった。『電脳コイル』では、二人の少女「ヤサコ」と「イサコ」を中心に、人間世界と”電脳”技術との狭間に揺れ動く人々の姿が不気味な都市伝説を絡めて描かれた。そして、メガネに隠された謎の機能「イマーゴ」と謎の現象「電脳コイル」をめぐり物語は急展開で進行していく。そして、少女たちは自分の進むべき道を歩みだす。”痛み”を感じる方向へ向かって…。コンピュータやデジタルといったIT技術を路地裏や鳥居、夕焼けの町などの、懐古的イメージ漂う日常の景色に取り込んで描かれた『電脳コイル』は、電子科学と人間の心が交錯した、迫真のドラマを作品上で展開させ、新たなる伝奇ファンタジーの誕生を告げたのであった。2007年5月から12月まで、毎週土曜の6:30はNHK教育テレビで、僕たちは濃密な魅惑の世界を目撃することとなった。番組の視聴中は25分の放映時間が何倍にも感じられるような感覚を覚え、僕たちは、謎めいた次回予告のBGMが終るまで、大国市の住人と一体化していた。こうして、TVの画面が電脳メガネであるかのごとく、この半年間僕たちの”電脳体”は土曜の夕方には僕たちの肉体を離れて『電脳コイル』の世界へとアクセスするのであった…
 

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by konlon | 2008-05-18 15:57 | アニメーション