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by konlon

創作作品のイメージ・ソング

私はストーリーもの作品をみた後、それらの各作品を私的な感覚としてのお気に入り/ブックマークに指定した場合、その作品のオープニングやエンディングのテーマ曲、またはイメージソングとして、これまでに聴いた色々な曲から、作品の雰囲気やストーリーに合いそうだと思ったものを流用して、自分なりの作品イメージを構成するための素材にしている。(多分、多くの人がやっているだろうが…)私の場合、まず私の感じた各作品の雰囲気というものを、音楽で連想できるような曲をピックアップして、そのあと、それらの歌詞をチェックして、作品のストーリー内容に合った曲を絞り込んでいくようにしている。そのためにはできるだけ各種の音楽を聴く機会を作り、面白そうな曲に出会えるようにしているが、なぜか、というのかやはり、というのか自分の好きなアーティストの曲に集中してしまう傾向が強くなっていくように思える。その点は個人的な好みなので、ご了承いただきたいと言うしかない。
 私自身の例を挙げれば、高野寛の「I.O.N」(アルバム『CUE』収録)は荒木飛呂比彦作のマンガである、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの、1~3部のオープニング、「虹の都へ」(同上収録)はエンディング・テーマとしてそれぞれイメージ設定している。これらの曲は、人間と生命の力を信じる正義の心をもって、人類を脅かす存在と戦うジョースター一族と彼らを支持する仲間たちの展開する、人間賛歌や生命賛歌を象徴するかのような曲として感じ取られた。この事以降、私は高野寛のポップスとその系譜となるアーティストへの追求へと、音楽に関する私の関心が広まっていった。創作作品に対する、ファンのイメージとしての、既存曲の流用による音楽設定は、本人以外の者にとって押し付けがましい点もみられるが、創作作品に対する、ファン各自の”想い”というものを既存曲に託した主張であり、触れたものにとっては、良くも悪くも未知の分野に対する各自の関心を広げさせてくれる機会を提供できる機会ではないかと考えられる。発表の機会があれば、どんどん発表してみてはいかがであろうか。
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by konlon | 2005-09-05 00:20 | 音楽