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by konlon

『エイリアン9』テキスト系レビュー情報

そういえばあずまきよひこ氏の『あずまんが大王』誕生10周年記念で、『大阪万博』と言うものがリリースされ、その内容はグッズ紹介とトリビュート作品集で構成されているという。さて、09年11月は富沢ひとし氏作のマンガ・『エイリアン9』の単行本第三巻が発売され、全三巻完結してからちょうど10年が経過した。『エイリアン9』(以後、『A9』)10周年記念企画を考えた者としては、『大阪万博を』も意識しながらも『A9』の関連情報を私の管見にあるものだけでも紹介してみたいと思う。ここでは、ネットや書籍において、ある程度まとまった形になっている、テキスト中心のレビューや評論系の記事についての情報を紹介してみることにする。

●インターネット上の記事

(現在アクセス可能なものです。参考資料としての紹介という点を考慮して、リンクは無し。コンピュータ系のトラブル対策のため、アドレスの頭に付く”http”を略します)

伊藤剛 「TINAMIX REVIEW 『エイリアン9』論」 『TINAMIXレビュー』所収 2000年6月(://www.tinami.com/x/review/03/)
*作中の表現から、”マンガ”としてのA9の特徴を解析。初期のA9考察の傑作であり、標準的テキストといえるであろう。
 
キドマリ トリオ 「僕たちは演者としてこの舞台に引っ張り上げられる
~富沢ひとし『プロペラ天国』小論~」 『TINAMIXレビュー』所収 2002年2月
(://www.tinami.com/x/review/13/)

喜多亘 「富沢ひとし エイリアン9とミルククローゼットを綜合してエイリアン、サイボーグ、誤配可能性宇宙」
うみHP・『しっぽ番長』掲載
*「サイボーグ」をキーワードにして、A9などの富沢作品における「エイリアン」について考察。
(://www2.nasuinfo.or.jp/userhome/miura/ronbun01.html)

ゆざいちょ 「~エイリアン9研究レポート+α?~ 」 ゆざいちょHP・『遊財町』内ページ
(://yuzaityo.gozaru.jp/main/A9.html)

kongdra(空・ドラ) 「エイリアン9」、「エイリアン9レビュー2」、「『エイリアン9』レビュー EX・A9イメージ曲」、「『エイリアン9』レビューEX2・『エイリアン9』の魅力を伝えたい!」
kongdraブログ・『空琉館通信』内記事
(://kondra.exblog.jp/8160244/)
(://kondra.exblog.jp/8178474/)
(://kondra.exblog.jp/8355390/)
(://kondra.exblog.jp/8547956/)

(参考)ネットラジオ
ネム 「マンガラジオ夜話」 
*B級ホラー映画的側面についてのトークを含んでいる
(「マンガラジオ夜話」 サイト内「音源」ページに音声データあり)
(://mangaradioyawa.web.fc2.com/)

●書籍

○作品の紹介や考察について

村上隆 『SUPER FLAT』:作品コマ紹介、レビュー 
2000年4月、マドラ出版

『広告』2000年7・8月合併号掲載・「漫画「エイリアン9」にみる身体性および人格の分割可能性をめぐって」:作品についての対談 斉藤環/伊藤剛
2000年7月、博報堂  

『まんりきのエイリアン9読本 ゆりちゃんと なつやすみのドリル』 (まんりき個人誌・失われたまんりき王朝) :作品内容の考察
まんりき 2002年8月、まんりき王朝
*学校教育を通じた、世界における自分と他者との関わり合いという視点で作品をとらえており、A9考察ものでは、グレードが高いものの一つと思われる。

○インタビュー系中心

『半端マニア六号』(同人誌) 作者インタビュー(インタビュアー名表記なし):レビュー(渡辺遼一)
2000年頃、半端マニア製作委員会

『Quick Japan 30号』 特集「世界ノ見方ハ一ツデハナイ 『エイリアン9』ヲ対策セヨ」:作者インタビュー(足立守正):識者によるコメント(伊藤剛取材・文 )2000年4月、太田出版
*当時の担当が同席しており、後のOVA製作をほのめかす発言が見られた。

『コミック・ファン』10号:作者インタビュー(竹内哲夫) 2000年12月、雑草社
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by konlon | 2009-11-01 18:07 | A9十周年